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気の毒なギリヤーク人

あれ、なにしてたんだっけ……、としばらくぼんやりするほど記憶がない。

『大きな鳥にさらわれないよう』の読書会に参加する。読書会はいつもとてもたのしくて、ひとりで読んでいたら気づけないようなことや、違う物の見方にであうことができる。みんな読書の経験値が高くて、話していて飽きることがない。

3回目の渋谷らくご。春風亭昇々と春風亭一之輔という番組で、大入り満員。落語はなぜ、聞く、という動詞をとるのか。というのはともかくとして、やっぱりおもしろかった。

ディストピア小説を読もう、とおもって、ハヤカワepi文庫から新訳が出た『動物農場』と『すばらしい新世界』を読む。『動物農場』は、リョサが書くような南米の国々を想起した。社会主義からあらわれた独裁政権はいずれも腐敗し恐怖政治にむかう。個人的にはロバのベンジャミンが読んでいてつらかった。シニカルな態度をとりつづけ、体制にコミットするのを拒んだ結果、大切な友人が食肉加工工場に送られるのをなすすべもなく見送ることになる。

今週はいよいよ村上春樹の新刊が出るということで、なんだかんだ言いつつもたのしみにしている。前哨戦として『1Q84』を再読中。やはり抜群に読ませる。しかし、セックスの話が多すぎないか。

ディストピア小説の流れで『一九八四年』も読んでいるので、『1Q84』と同時によむことになってしまった。

1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)

1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)