一年でもっとも美しい季節

山本周五郎賞候補作と三島由紀夫賞候補作をいくつか読んでみる。町屋良平『青が破れる』が拾いものであった。デビュー作らしい瑞々しさがあり、文藝らしいクセもあり、今後伸びていってほしいなとおもう。受賞したのは宮内悠介と佐藤多佳子。『明るい夜に出かけて』はハガキ職人が主人公の物語で、小学生の頃からずっとラジオを聞いているわたしはなんかぐっときてしまった。小学生の自分に、25年たっても伊集院のラジオ聞いてるよ、って言ってもぜったい信じないとおもうけど。

異動の内示をうける。会社は理不尽なものでいろいろおもうところはあるが、とりあえず職場がとても近くなるので、それは素直によろこんでいる。期待と不安に満ちた五月である。

青が破れる

青が破れる

 
明るい夜に出かけて

明るい夜に出かけて