読書週報 7/1〜7/7

お酒が好きで年間364日くらいはのんでいるのだが、久しぶりに休肝日を設けた。のまないならのまないで眠ってしまえばいいので、さほど苦でもない。むずかしいのは適度な飲酒というやつだ。幸か不幸か比較的アルコールに強いので、のみはじめるとなかなか止められないのである。途中でソフトドリンクに、とかいう理性はまったくはたらかない。もともと誘惑に弱く自律できない人間が、アルコールにのみ自制心を発揮できるわけがない。ワイン1杯だけ、なんていうことができない以上、きっぱりとのまない日をつくって健康を守るしかない。しかし休肝日はよく眠れる、寝起きが違うなどと聞くが、個人的には眠れすぎて起きられないし日中もずっと眠いので困りものである。

徳間文庫から毎年出ている短編ベストコレクションを読む。ふだんはすすんで手にとらない作家を読めるのでありがたい。初めて読んだ作家のなかでは清水杜氏彦がよかった。

友人宅に招かれて乳児を拝見。知ってはいたが頭蓋骨がつながっておらずうっかりさわってしまって慄く。人間とはなんと死にやすいかたちで生まれてくるものなのか……、それなのにこんなに人間が増えたのか……。

電車の中で読めるものを、とおもって購入した芦沢央『許されようとは思いません』、まさしく電車の中で読むのにちょうどよいような達者な書きぶりの短編集だった。求めているものにぴったりくる本を選べるととても気分がいい。すこしまえは未読の本の山を見つめて、なにか読まなければ、でもなにもえらべない、なにをえらんでもまちがっている気がする……、と途方に暮れていたのだから、やや回復したのかもしれない。

内澤旬子の『ストーカーとの七〇〇日戦争』は、おもしろくて一気に読んでしまったのだが、別れ話がこじれる初手から、内澤さん、そりゃまずいよ!とおもってたいへんハラハラした。

それにしても仕事が忙しく、いやいちばん忙しかったときに比べれば忙しくはないのかもしれないが、精神的な負荷が高くなかなか難儀である。そうなると食べるものに気を配るのがめんどうになり、おそろしいことに日曜日に摂取した野菜は晩ごはんのチキンラーメンにかけた青ネギだけであった。人間レベルが低下している。