読書週報 7/29〜8/4

暑い、我が家のエアコンは設定温度27度で24時間フル稼動である。18歳の老猫もいるし(もともと人間のベッドでしか寝ない、涼しいところに移動するというような知恵があまりないかわいい猫である)、電気代くらい払ってやらぁ、という意気であるが、仕事がまたしても修羅場に突入してしまいあまり家にいる時間が長くないのがかなしい。そのかわり休日は家から一歩も出ずに快適に眠っている次第。

近しい人に対して、好悪の感情をいだくのは理解できるのだが、漠然とした概念や国とかそういうあやふやなものに対して好き嫌いをいうことがどうしても理解できない。たぶんわたしが明確な帰属意識をもっておらず、寄って立つものもないからなのだろう。寄る辺なきことこの上ないが、寄る辺なきことを引きうけることが人として望ましい態度であるとおもう。

勢いこんで夏の課題図書を決めてはみたものの、とてもすべてを読める気がしない。『八月の光』は昨年読もうとしてすこし読んでそのままになっていたので、今年こそは。

ハン・ガンの『すべての、白いものたちの』を読む。明確に好きだといえる小説家にひさびさに出会った。ただ読んでいるだけで、たまらない気持ちになる。まだいくつか未読の邦訳作があるのがうれしい。

今週の休肝日はゼロ。