週間読書日記

単身で暮らす中年ゆえに去年と今年の区別もつかぬようなのっぺりとした日々だが、冷蔵庫の野菜室を開けてみればえのきが驚くほど成長していたりはするのであった。元気だ。それはそうと、食材の高騰激しい昨今、頼みの綱のきのこ類すら値上がりしており、138…

週間読書日記

気温が下がってきたので、羽毛布団、敷きパッド、こたつ、あったかい部屋着下着靴下ルームシューズ、と着々と冬支度をする。もう少し寒くなったらマイクロファイバーの毛布を足そうかな。猫は羽毛布団を出したそばからもぐりこみ、夜も人間にがっちりくっつ…

週間読書日記

友人に誘われて羊の丸焼きを食べる会に参加。中東の料理は野菜がメインだが、スパイスが効いているおかげなのか物足りなさがない。最後の羊とバスマティライスまで、お腹がはち切れそうになるまで食べた。最後に店の人がチラシを渡してきたので、お店の案内…

10月の生活と読書

金木犀の香りがわからぬ無粋な人間を卒業できたのは、四十を過ぎてからである。秋口にみなが言う、金木犀だ、がぜんぜんピンとこず、わたしだけ鼻が悪いのだろうかと思っていたのだが、金木犀の花を見たらそれとわかるようになってから香りもわかるようにな…

週間読書日記

花粉と寒暖差でアレルギーが出てしまい、目がかゆくて仕方がない。どうにも辛いので、久しぶりにレスタミンを購入。蕁麻疹が出やすかったときにも服んでいたのだが、かゆみに効く代償として暴力的な眠気に襲われる。なので、8時間以上睡眠時間が確保できる夜…

週間読書日記

10月は有給休暇を積極的に使っていく予定。一年のうち休みがとれそうなときってほんとうに限られている上に、イレギュラーなことがあるとすぐ飛ぶ。小売業の宿命だ。 お酒はほどほどに、できる日はお弁当を作る、なるべく本を読む、朝起きて天気が良ければ散…

9月の読書と生活

忙しさを理由にすぐサボる、わたしの罪は怠惰以外にはありえない。あと傲慢もかな。9月も暑かったね。 繁忙期と棚卸を乗り切って一息、しかし8連勤の疲れを癒すのにずいぶん時間がかかった。 京極夏彦の新刊が出てよろこびいさんで購入。あの分厚いノベルス…

週間読書日記

アルバイト採用、万引き発生、棚卸しの準備、ビルの雨漏りの事後対応、スタッフのコロナ陽性連絡などでばたついた一週間。月曜日を最後に休みもなく来週火曜日まで走り切らなければならぬ。まあこの時期はそういうものなので別に、という感じだがそれはそれ…

週間読書日記

小説を読むとはいったい何なのか、数十年読みつづけているが、自分の中で何が起こっているのか言葉にできない。文章を読んで情景や人物を立ち上げストーリーラインを追っていく読書は、わたしにとっては食べたり歩いたりするのと同じくらい日常的に意識sすら…

週間読書日記

火曜日、津原泰水の新刊のプルーフが送られてきて小躍り。しかしこれが最後なのだと思うとただ悲しい。早番の日だが翌日遅番なので自由時間が増えた錯覚をして酒をのみすぎる。焼酎のソーダ割がうまい。これは何、プレーンサワーなのかな。 水曜日、出勤まで…

週間読書日記

セブンイレブンのビリヤニとカシミールカレーを交互に食べている。うまい。 代休で週中2日を休みにする。シフト勤務は予定が立てにくいのが難だが、プライベートの人間関係が少なく、あまり外出するタイプでもないし行きたいなら一人でも行く薄暗い人間には…

週間読書日記

月曜日、普段は日曜日が休みのことが多いのだが、月末繁忙日は日曜日に出勤し、月曜日に代休をとることも多い。今週はこのあと次の日曜日まで休みはないので、英気を養うため家から一歩も出ずにゴリゴリと読書する。『可燃物』と『言語の本質』を午前中に読…

2023年7月発売の気になる新刊

自分自身の備忘録も兼ねて。 禍 作者:小田雅久仁 新潮社 Amazon 一昨年『残月記』で9年ぶりに戻ってきた小田雅久仁の新刊。プルーフ拝読しましたが、ぞわぞわするような角川ホラー文庫みのある短編集でした。しかしこの表紙すごく気持ち悪くていいですね。7…