週間読書日記

友人に誘われて羊の丸焼きを食べる会に参加。中東の料理は野菜がメインだが、スパイスが効いているおかげなのか物足りなさがない。最後の羊とバスマティライスまで、お腹がはち切れそうになるまで食べた。最後に店の人がチラシを渡してきたので、お店の案内か何かかな、と思って店を出て見てみたら、mRNAワクチンの危険性がうんたらというやつだったので爆笑してしまった。

今週読んだ本。相変わらずインドが舞台のミステリーを読んでいる。続きはまだ出ないのかな。大江健三郎は、今までほぼ読んでこなかったのだが、チャレンジしてみてもよいのではという気分になっているので、ひとまずごく最近出たエッセイを読んでみた。次は短編かな。長嶋有のほうは一時期までは好きでぜんぶ読んでいたのに、ここ数年日本の新しい小説にあまり気が向かず手にとっていなかった。ポッドキャストがおもしろくて聞いているし新刊も出たことだし久しぶりに、と思って読んでみたらやはりとても良かった。遡って未読の本を買わなければ。ファン・ジョンウンの『百の影』もたいへん良くて、積んでいる『年年歳歳』もはやく読みたい。あと今は、イスラエル関係の本をぽつぽつと読んでいる。『砂漠の教室』もそのひとつ。読みたい本がたくさんたくさんあって、うれしい気持ち。